無税入門

「「無税」入門―私の「無税人生」を完全公開しよう」飛鳥新社

アマゾン購入感想

この本のどこにノウハウがあるの?タイトルに引かれて購入しましたが副業で赤字を出した人が税金を払わなくてもいいことなどあまりにも当たり前のことでこの本のどこにノウハウがあるのでしょう。
節約できたと思っている税金以上に発生した赤字の額が大きいわけですよね。
また本書にはきちんと税務署に調べられたら20万円程度の追徴税を取られるとまで自白してあります。これってつまり脱税です。規模が小さいので税務調査はまずないとの認識で人に勧めるなどもってのほかです。もしこの本に書かれてある「合法」を誤認して追徴税を取られる人がいたら損害賠償ものですね。
このような内容の書籍を出版する著者及び出版社の良識を疑いたくなる一冊でした。

確定申告をしたことがない人向け一度でも確定申告を自分でしたことのある方であれば、
本書に書かれている総合加算の仕組みは触れたことがあるはず。

でも、知っているのとやっているのは別の話。
タイトルからは、税金を払わない=無税の人、という印象を受けましたが
実際に無税となるのは所得税と住民税のみ。

サラリーマン(給与所得者)である以上は、厚生年金、健康保険、雇用保険
は免れようはなく、実際に年間で還付される金額は20万円前後の方が多い
と思います。

年間20万円のために、帳簿の備え付けもせずに青色申告を30年も続ける
リスクは私ならば取りたくはありませんし、インセンティブとペナルティ
のバランスが悪すぎる手法ではないかと思います。

消費税をはじめとする他の税金は著者も支払わざるを得ないわけで、
さすがに無税の人と名乗るには、いささかおこがましいのでは?

この本を通じて、税金についていかに自分が無頓着か気がつけた。先日、朝日新聞でこの人の記事を見た。面白そうな話しで、税金どうやったらいいんだろうとちょうど思っていたので、読んでみた。
内容は、すごくまとも。最後のほうについている税金や、扶養家族とか、103万円というラインてなんだ?とか、はじめて税金に興味を持って読んだ。
サラリーマン、給料から天引きされちゃうから、税金に無頓着になってしまうんですよね。
この本を読んで、反省しました。
指南書、ノウハウ本として、とてもよくまとまっているので、読みやすかったです。
人生に新たな目線をくれたという意味で(税金の)星は5つ。

参考にはなるが、悲しい本朝日新聞でこの本が否定的に取り上げられた日(2008.9/13朝刊)から急に否定的レビューばかり投稿されていますね。

知っている=得 知らない=損
というレベルのものを紹介する本ではなく、国税が事実上監査できないので善意にまかせている部分を最大限に悪用してしまおうという本です。反感を抱く方が多いのもムリはないかもしれません。

ただ、よく「トーゴーサンピン」と言われるように、民間のサラリーマン以外の人は常識のように「節税」は行っているし、そもそもきちんとルールがなかったりします。国税も面倒くさいのでその現状に甘えています。税務署の人でさえその知識を活かし、「節税」を行っています。
所得把握率の格差、不可解な優遇措置や補助金制度。
徴収とバラマキのルール自体が歪んでいるのは否定できません。

中途半端にしか課税のルールが課せられていない人が、きちんと納税しなくても「ルール違反」ではありません。
しかし、サラリーマンはその性質上100%課税のルールが適用されます。そのためルールを曲解したり、抜け穴を探した……というのが本書や、本書の類書ではないでしょうか。

最初からルールの無い人は道徳的に非難されないのに、
他の人はないルールを課せられた人がなんとかルールの例外措置を利用しようとすると非難される……というのも、少しおかしい気がします。

みんなの「ズルの度合い」からいけば、サラリーマンがここで上げられている手段を利用するのは、ある程度仕方の無い話なのかもしれません。

この本は、税制度がおかしく、政治がきちんと機能していないために出てしまった悲しい本だと思います。
サラリーマンは、自分の胸に手をあて、良心と生活レベルを秤にかけてこの本をどこまで利用するか考えるべきだと感じました。

35年間税金を納めていないとかはさすがにやりすぎですから……

税金を払っていない=信用ゼロだから基本的に節税にはなるんだけど、税金をある程度の金額納めていないと銀行とかで収入が無い人と見做され、その分の信用が下がってしまいます。だって納税金額がゼロなら、無職と変わりませんから。なので、将来家とか車とかをローン組んで買おうと思った時に、どの審査も通らなかったらどうしよう?程度のことは気にしておいた方が良いです。中小企業の経営者でも、わざと経費を使いまくって法人税を払わないようにしている人ってのは大勢いますので、やっていることとしてはそれとなんら変わらないんですがね。フリーで働いていて、自分が何をやっているのか分かっているなら、こうした方法で税金を節税している人は多いですよ。サラリーマンで実際にやろうとするなら、信用リスクを忘れずに。

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