源泉徴収

所得税の前納

フリーランスやアフィリエイト報酬の一部を納付する制度を源泉徴収と呼びます。納付された金額は報酬を受け取る人の所得税に充当されます。

源泉徴収とは

源泉徴収とは、報酬を支払う時、報酬の一部をあらかじめ差し引いて納付する制度です。 源泉徴収額は報酬を受け取る側の所得税に充当され、実際の納税額と異なる分は年末調整または確定申告で調節します。

サラリーマンの場合は給与やボーナスから源泉徴収されます。 ウェブ作成、プログラム作成、通訳、翻訳等の仕事をフリーランスで請け負う場合はたいてい源泉徴収されます。

※預金金利、株式等の投資収益等の源泉徴収についてはここでは扱いません。

アフィリエイトの源泉徴収

アフィリエイト(ホームページ広告収入)も源泉徴収の対象となります。広告主と直接契約する場合はほぼ源泉徴収されます。アフィリエイト会社を仲介して提携する場合は報酬額が一定以上の場合のみ源泉徴収されることが多いです。(詳細は各ASPの利用規約をお読みください。)

源泉徴収と記帳

源泉徴収される前の金額が売り上げになります。 源泉徴収分は個人所得税支払いに充当されるので、事業主貸として帳簿記入します。

一月の報酬が111111円、源泉徴収11111円、振り込み額100000円で3月9日支払いの場合は、以下のようになります。 (フリーランスの報酬は振り込み額がキリのいい数字になるように、1並び等の並び数字にすることがあります。)

日付 借方 貸方
1月31日 売掛金 111,111円 売上 111,111円
3月9日 普通預金 100,000円 売掛金 100,000円
3月9日 事業主貸 11,111円 売掛金 11,111円

計算式は、フリーランスの源泉徴収の計算を参考にしてください。

※ 確定申告時に源泉徴収票が必要となりますので、必ず保存するようにしてください。

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